ホーム >
企画展 >
知られざる日本写真開拓史 長崎・冩眞傳來
知られざる日本写真開拓史 長崎・冩眞傳來
- 展覧会名
- 知られざる日本写真開拓史 長崎・冩眞傳來
- 会期
- 2011年6月11日(土)~2011年7月8日(金)
- 場所
- 3階企画展示室
- 主催者
- 長崎歴史文化博物館 東京都写真美術館 読売新聞東京本社 美術館連絡協議会
- 概説
- 幕末の開国と時を同じくして、日本にもたらされた写真。その最先端の地が長崎でした。 来崎した外国人写真師たちは、その風景や風俗や人びとを写真におさめました。彼らから写真術を学んだ日本人の中からは、上野彦馬に代表される日本人写真師たちが誕生します。さらにその弟子たちは全国で写真館を開業し、写真は本格的な普及期を迎えることとなります。 本展では、長崎における写真の伝来と普及の様相を中心とした日本写真史に、「であい」「まなび」「ひろがり」 の三部構成で迫ります。展示作品は、長崎初公開となる最古の上野彦馬肖像写真をはじめ、長崎大学附属図書館所蔵のボードインアルバム(登録有形文化財)や国内有数の上野彦馬作品を所蔵する当館のコレク ション、そして彦馬の後輩で良きライバルでもあった内田九一の未公開アルバム『VIEWS OF JAPAN』など 約300点のオリジナル作品です。これらの作品からは、当時の長崎の風景や人びとの息づかいを感じていただけるとともに、フィルムからデジタルへの移行で実体が希薄になった「モノとしての写真」が持つ強さを再発見 していただけるでしょう。