長崎歴史文化博物館


幕末の開国と時を同じくして、日本にもたらされた写真。その最先端の地が長崎でした。来崎した外国人写真師たちは、その風景や風俗や人びとを写真におさめました。彼らから写真術を学んだ日本人の中からは、上野彦馬に代表される日本人写真師たちが誕生します。さらにその弟子たちは全国で写真館を開業し、写真は本格的な普及期を迎えることとなります。
本展では、長崎における写真の伝来と普及の様相を中心とした日本写真史に、「であい」「まなび」「ひろがり」の三部構成で迫ります。展示作品は、長崎初公開となる最古の上野彦馬肖像写真をはじめ、長崎大学附属図書館所蔵のボードインアルバム(登録有形文化財)や国内有数の上野彦馬作品を所蔵する当館のコレクション、そして彦馬の後輩で良きライバルでもあった内田九一の未公開アルバム『VIEWS OF JAPAN』など約300点のオリジナル作品です。これらの作品からは、当時の長崎の風景や人びとの息づかいを感じていただけるとともに、フィルムからデジタルへの移行で実体が希薄になった「モノとしての写真」が持つ強さを再発見していただけるでしょう。

本展は、東京都写真美術館が四国・九州・沖縄の公共機関が所蔵する幕末から明治期の写真や資料を、調査・体系化した展覧会「夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 四国・九州・沖縄編」を巡回展示するものです。長崎会場では、日本写真史における長崎の位置づけを分かりやすく紹介できるよう関連作品を追加して開催します。

お知らせ・更新履歴

2011/6/19
姫野順一氏(長崎大学附属図書館長)による講演会「古写真に見る世界史の中の長崎」を開催しました。
2011/6/12
ワークショップ「台紙はデザインが命!名刺判写真づくり」を開催しました。
2011/6/11
本日より「知られざる日本写真開拓史 長崎・冩眞傳來 」開催です。
2011/6/3
「 知られざる日本写真開拓史 長崎・冩眞傳來」
6月11日より開催予定です。



















観覧料のご案内

休 館 日6月21日(火)
開催時間午前8時30分~午後7時(最終入館午後6時30分)
会   場/長崎歴史文化博物館 3階企画展示室
料   金/大人500円(400円) 小中高生250円(200円)
*( )内は前売り料金及び15名以上の団体、身体障害者手帳、 療育手帳、
  精神障害者保健福祉手帳持参者の料金
*長崎れきぶん友の会会員、小学生未満は観覧料無料
◎前売り券は、浜屋プレイガイド、S東美プレイガイド、チケットぴあ、
  セブンイレブン各店(Pコード:764-678)、ローソンチケット・ローソン各店
  (Lコード:88372)、他で販売。
主   催/長崎歴史文化博物館・長崎大学附属図書館・読売新聞社
美術館連絡協議会・NIB長崎国際テレビ
協   賛/ライオン・清水建設・大日本印刷・損保ジャパン・インテックス
協   力/東京都写真美術館・日本大学藝術学部
後   援/長崎県・長崎市・長崎大学・長崎県教育委員会・長崎市教育
委員会・長崎新聞社・朝日新聞社・NHK長崎放送局・長崎ケ
ーブルメディア・エフエム長崎

伝・堀江鍬次郎/題不詳(上野彦馬像)/文久元(1861)年頃/日本大学藝術学部蔵、上野彦馬/題不詳(西園寺公望像)/明治3(1870)年/長崎歴史文化博物館蔵、 ミルトン・ミラー/題不詳(甲冑武士の決闘)/文久2(1862)年/長崎大学附属図書館蔵、アントニウス・ボードイン/題不詳(侍姿をしたボードイン兄弟像)/慶応元(1865)年/長崎大学附属図書館蔵、上野彦馬/題不詳(桃太郎像)/明治25-26(1892-1893)年頃/長崎歴史文化博物館蔵、ネグレッティ&ザンブラ社製「ガルハ焼入器」/明治初期/武雄市図書館・歴史資料館蔵、撮影者不詳/題不詳(長崎パノラマ)/文久元(1861)年/東京都写真美術館蔵

展示会場のご案内

展示会場案内図 展示会場案内図

江戸時代の「写真」は、西洋技術の象徴として研究されていました。長崎や横浜が開港すると、訪日する写真師との関わりから長崎の上野彦馬や江戸の鵜飼玉川(うかいぎょくせん)など、日本人の写真師が現れます。彼等から技術が伝承され、西洋的近代化へ向かう明治日本に広く普及します。
本展は、東京都写真美術館が、四国・九州・沖縄の美術館、博物館、資料館等の公共機関が所蔵する幕末から明治期の写真や資料を調査・体系化した巡回展示です。長崎会場では、日本写真史における長崎の位置づけを分かりやすく紹介するため、関連作品を追加し内容も充実して開催します。展示作品は、長崎歴史文化博物館と長崎大学附属図書館が所蔵する貴重な初期写真をはじめ、東京都写真美術館、日本大学藝術学部のほか、四国・九州・沖縄で所蔵が明らかになった多くの未公開作品によって構成されます。そして幕末から明治期の初期写真と日本人との関わりを「であい」「まなび」「ひろがり」という3つの時代的変遷のなかでとらえてご紹介します。

本展ではフィルムからデジタルへの移行で実体が希薄になった写真が本来持つモノとしての強さを実感していただけるとともに、日本の初期写真のあらましと、その中で長崎が果たした役割を確認していただけます。

イベントインフォメーション

● 講演会
「日本写真史における長崎」
6月11日(土)【講師】天野圭悟氏(初期写真研究家)
「古写真に見る世界史の中の長崎」
6月19日(日)【講師】姫野順一氏(長崎大学附属図書館長)
両日とも
【時間】14:00~15:30 【会場】1階ホール 【定員】140名
入場無料(申込不要)
● ワークショップ
「台紙はデザインが命!名刺判写真づくり」
きれいなカードサイズの台紙を作り、お気に入りの写真をはって名刺判写真をつくります。
6月12日(日)10:30~12:30
【会場】1階会議室 【参加費】200円 【対象】小学生以上 【定員】20名(要申込)
※デジタルカメラや名刺サイズの写真をご持参ください。
【申込方法】氏名・学年・電話番号を明記の上、下記連絡先まではがきかFAXでお申し込みください。
《 お問い合わせ・お申し込み先 》
長崎歴史文化博物館 教育・研究グループ 〒850-0007 長崎県長崎市立山1丁目1番1号
TEL.(095)818-8366 FAX.(095)818-8407

同時開催

ALTernative Nagasaki もう一つの長崎
長崎に住む外国人が捉えたもう一つの長崎を写真で紹介する。
【主催】Nagasaki Assistant Language Teachers(ALTs)
【協力】長崎歴史文化博物館
第9回 英国王立写真協会 日本支部写真展
Feel British「 イギリスぽいってどんなこと?」

【主催】英国王立写真協会 日本支部
【協力】長崎歴史文化博物館

アクセスマップ・インフォメーション

長崎歴史文化博物館 3階企画展示室にて、2011年4月16日~2011年6月5日までの間、午前8時半から午後7時まで


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