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光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
- 展覧会名
- 光ミュージアム所蔵 美を競う 肉筆浮世絵の世界
- 会期
- 2023年4月22日(土)~6月11日(日)
- 場所
- 3階企画展示室
- 主催者
- 長崎歴史文化博物館
- 概説
- 江戸時代に人気を博した日本独自の芸術「浮世絵」。鮮やかな色彩で摺られた版画のイメージが強い浮世絵ですが、浮世絵師が筆をとり、直接絹地や和紙に描いた「肉筆浮世絵」は同一作品が存在しない貴重な一点物です。その多くは美人画で、華麗な衣裳の文様や一本一本が緻密に描き込まれる髪すじに、絵師の丹念な筆づかいを見ることができます。
岐阜県高山市にある光(ひかる)ミュージアムの肉筆浮世絵コレクションはこれまで大々的に公開されることなく、その内容はベールに包まれていました。本展では、国内有数のコレクション約420点のうち、美人画を中心に厳選した111点の名品を一挙公開します。
葛飾北斎や歌川広重、歌川国芳、月岡芳年など、各時代を代表する絵師に加え、京都や大坂の上方、さらには名古屋や九州といった各地方で活躍した多彩な絵師たちの作品を通して、江戸時代中期から明治時代にわたる肉筆浮世絵の歴史的展開をご紹介します。濃密で優美な浮世絵の世界をお楽しみください。