新収蔵資料展
- イベント名
- 新収蔵資料展
- 場所
- 2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内)
- 開催日
- 2012年10月17日(水)~12月17日(月)
- 概要
- 当館では、長崎の歴史文化を後世に守り伝えるために、収蔵品のさらなる充実をはかるべく資料の収集を行っております。購入・寄贈を受けた資料は、常設展示室の各コーナーや企画展など、機会ある毎に公開されています。このたびの展示では、当館が開館して以降、近年新たに収蔵された絵画、工芸品、歴史資料の多くを公開します。
その中で注目すべき資料をいくつかご紹介します。川原慶賀による『人の一生』は、出産から盂蘭盆まで、当時の日本人の生活風俗を表現した記録画です。今回初公開となる『鷹匠図』2点は、いずれも西洋の銅版画『狩猟家と鷹匠』を典拠に描かれたもので、長崎の絵師が手がけた西洋風の絵画、すなわち洋風画です。輸入顔料プルシアンブルーを用いており、貿易の様子や西洋画へ憧れが浮かび上がるようです。長崎各地の焼き物をはじめ、長崎と京都にあった漆屋「笹屋」の銘が入った青貝細工や、吉雄耕牛愛用の香箪笥なども興味深い資料です。
長崎の歴史文化のもつ幅広い魅力を、新たな資料により感じていただければ幸いです。
時 間 8:30~19:00(最終入館18:30)
観覧料 大人600円(480円)、小中校生300円(240円)
※( )内は15名以上の団体料金
※県内小中学生は無料