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★序章 見世物から物産会、そして博覧会へ 江戸時代、貿易都市として海外に開かれていた長崎は、異文化流入の窓口でもありました。中国船やオランダ船によって長崎にもたらされたゾウやラクダなどの珍獣は、見世物として江戸や大坂、京都を巡業し、人気を集めました。また本草学への関心とともに、集めた物を見せあう本草会や物産会なども盛んに行われ、博覧会にも通じる文化が江戸時代の日本の風土の中で育まれていました。 |
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★第1章 博覧会のはじまり 1851-1911 1851年にロンドン万国博覧会が開かれて以降、フランス、アメリカなど欧米諸国で博覧会が開かれました。博覧会は日本が西洋に広く紹介され、認識された場でもあり、ジャポニズムやアール・ヌーボーなど日本ブームを巻き起こすきっかけにもなりました。日本においては、1872年(明治5)に政府主催による文部省博覧会が、その後、殖産興業を目的とした全5回の内国勧業博覧会が開催されました。 |
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★第2章 大衆社会に広がる博覧会 1912-1945 日本は日清・日露戦争での勝利を経て、台湾・樺太を統治下におき、さらに朝鮮を併合するなど、領土を拡大し帝国主義の道を歩んでいきました。国内においては、大正天皇の即位(大正4年)や昭和天皇の即位(昭和3年)などを契機に御大典の祝賀ムードが広がり、それらを記念した博覧会が各地で開催されました。近代的な生活スタイルの流行と相まって、博覧会は都市の娯楽文化として人々のくらしの中に浸透していきました。 |
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★第3章 戦後の博覧会 1945- 世界中を戦禍に巻き込んだ第二次世界大戦が終わると、平和と復興を願う博覧会が日本各地で開かれました。長崎では1952年(昭和27)に現在の平和公園を会場に長崎復興平和博覧会が開かれました。1970年(昭和45)、アジア初となる日本万国博覧会が大阪で開催されます。183日間で6421万人の入場者を記録し、それまでの国際博覧会の記録を塗り替えました。大阪万博は日本の高度経済成長を象徴する国家イベントとして人々の記憶に刻まれました。 |
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※本講演会は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止いたします |
◎関連講演会 【テーマ】博覧会の世紀 2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて 日 時: 2021年10月2日(土)14:00~15:30 講 師: 橋爪紳也氏(大阪府立大学研究推進機構特別教授/大阪府立大学観光産業戦略研究所長) 会 場: 1階ホール 定 員: 10名 受講料: 無料 |
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※ハガキかFAXで要事前申込み |
◎関連講演会(長崎学講座スタンダード) 【テーマ】長崎から見た博覧会 日 時: 2021年10月31日(日)14:00~15:30 講 師: 竹内有理氏(株式会社乃村工藝社) 会 場: 1階ホール 定 員: 70名 受講料: 無料 |
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※電話かFAXで事前申込み・先着順・定員になり次第受付終了 |
◎記念メダルづくり 厚紙の上に材料をのせて模様をつくります。最後にアルミホイルで包んで記念メダルを作ってみましょう。
日 時: 2021年10月24日(日)【1】11:00~12:00【2】14:00~15:00 会 場: 1階エントランス 参加費: 300円 対 象: 小学生以上 定 員: 各回10名 |
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※事前申込不要・随時受付 |
◎ミニペナントづくり 博覧会や観光地のお土産として売られていたペナント。マスキングテープやシールを使って、ミニペナントを作ります。 日 時: 2021年11月7日(日)【1】10:30~12:00【2】14:00~15:30 会 場: 3階ロビー 参加費: 300円 対 象: どなたでも | |
展覧会名 | 博覧会の世紀1851-1970 ―日本人を魅了した世界の祭典 |
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会 場 | 3階企画展示室 |
会 期 | 2021年10月2日(土)~11月28日(日) 前期 10/2~31 後期 11/2~28 |
開館時間 | 開館時間 9:30~18:00(最終入館30分前まで) |
料 金 | 一般(高校生以上)=1,000円(前売800円)、小中学生=600円(前売480円) ※県内小中学生、長崎れきぶん友の会会員は無料 ※15名以上の団体・身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳持参者は前売料金 【リピーター割】前期購入したチケットの半券提示で後期再入場が当日料金の半額。前期:10月2日(土)~10月31日(日) 後期:11月2日(火)~11月28日(日) |
主 催 | 長崎歴史文化博物館 株式会社乃村工藝社 ![]() |
共 催 | NBC長崎放送 |
協 賛 | 長崎バスグループ、株式会社J&Jヒューマンソリューションズ、JR九州サービスサポート株式会社 |
監 修 | 橋爪紳也 |
後 援 | 長崎県、長崎県教育委員会、長崎市、長崎市教育委員会、長崎県立長崎図書館、長崎市立図書館、長崎新聞社、西日本新聞社、朝日新聞社、毎日新聞社、読売新聞西部本社、共同通信社長崎支局、長崎ケーブルメディア、エフエム長崎、長崎商工会議所、長崎県タクシー協会、長崎県観光連盟、長崎国際観光コンベンション協会、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会、大阪府立大学観光産業戦略研究所、日本ミュージアム・マネージメント学会、全日本博物館学会、 |
助 成 | 公益財団法人関西・大阪21世紀協会、(公財)長崎バス観光開発振興基金 |
前売券取扱窓口 | チケットぴあ(Pコード685-771)、ローソンチケット(Lコード83748)、セブンチケット(090-817)、CNプレイガイド、S東美プレイガイド、紀伊國屋書店長崎店(ゆめタウン夢彩都)、メトロ書店本店(アミュプラザ長崎) ※前売券の販売は10月1日まで |