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珍獣?霊獣?ゾウが来た!〜ふしぎでめずらしい象の展覧会〜

主な展示品のご紹介

 大きい体に長い鼻をもつ象は、いつの時代も注目を集めてきました。

 象は室町時代に日本にはじめて舶来し、長崎には、江戸時代に2度やって来ました。1度目は、享保13年(1728)に将軍徳川吉宗の希望で唐船が運んだ象です。現在の長崎歴史文化博物館が建つ長崎奉行所立山役所から江戸までの道中を象が歩き、多くの人々を熱狂させ、日本中で象フィーバーが巻き起こりました。2度目の象は、文化10年(1813)にオランダ船により舶来し、来年でちょうど200年を迎えます。これに先立ち、当館では象をテーマとした展覧会を開催します。

 そもそも、日本人が象を知ったのは仏教の影響でした。象は普賢菩薩を乗せ、釈迦の入滅を描いた涅槃図では嘆き悲しむ姿が描かれ、尊く縁起の良い「霊獣」とされていました。そして、実物が舶来し、多くの人々にその姿を認識され「珍獣」として人気を集めた江戸時代には、仏教で受容されてきた姿に実在する動物として新たな情報が加わりました。象のイメージは広がりと変化を見せ、その造形や意味合いを興味深く解釈した美術作品が生まれました。

 長い歴史の中で私たちはどのように象と関わり、その魅力をいかに表現してきたのか。奇想の絵師・伊藤若冲をはじめとする近世の作品を中心に、現代彫刻家・三沢厚彦による圧倒的な存在感の象まで、約150点の作品をご紹介します。また、会期中展示替えがございます。

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