会場 | : | 2階 特集展示室 |
期日 | : | 2018年3月20日(火)~5月20日(日) |
主催 | : | |
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薄い貝の下に彩色を施す「伏彩色」という特殊な螺鈿細工技法によって絵画的な表現を可能にした青貝細工の漆工品は、長崎の地で生産されたヨーロッパ向けの輸出漆器としてよく知られています。 当館にはそうした輸出用に作られた青貝細工の他に、日本国内向けに制作されたとみられる作品も多く所蔵されています。その多くは梅や桜といった私たちになじみの深い四季の花々や、かわいらしい小鳥たちが控えめに配されたデザインです。 こうした日本絵画的な表現は、世界を魅了した「漆黒」にも非常によく映え、華やかで装飾的な輸出用の作品とはまた異なる魅力をたたえています。
本展では、青貝細工の漆工品を中心に、古来より日本人に愛され、生活に寄り添ってきた春の花々が描かれた作品を紹介します。
時 間 8:30~18:00(最終入館17:30) 会 場 2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内) 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます。 大人600円(480円)、小中高校生300円(240円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※県内小中学生は無料
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