会場 | : | 2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内) |
期日 | : | 2015年3月18日(水)~5月18日(月) |
主催 | : | |
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文化的な成熟期を迎えた江戸後期の長崎では、南画(文人画)が盛んに行われました。その中で、同時代に生きた鉄翁祖門(1791~1871)、木下逸雲(1799~1866)、三浦梧門(1808~1860)は「長崎三画人」と呼ばれ高く評価されています。 長崎市の銀屋町に生まれ、春徳寺の第14代住持だった鉄翁は、山水や蘭図などを能くし多くの弟子を育てました。逸雲と梧門は、それぞれ八幡町、本興善町の乙名の家に生まれ町役人をつとめ、隠居し作画活動を続けました。逸雲は来舶清人らとよく交友し、彼らや長崎画人を集めて定期的に書画会(清譚会)を催すなど、長崎文化を牽引しました。木下家からは画人が多く輩出しており、甥の秋塘やその子瓊江も書画会に参加しています。梧門は山水から人物まで手がけ、特に躍動感あふれる鍾馗図に定評がありました。 長崎南画の輝かしい時代を生きた、三人の画人の名品をぜひご覧ください。
時 間 8:30~19:00(最終入館18:30) 会 場 2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内) 観覧料 常設展観覧料でご覧いただけます。 大人600円(480円)、小中校生300円(240円) ※( )内は15名以上の団体料金 ※県内小中学生は無料
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