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唐通事の世界
会場2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内)
期日2014年2月19日(水)~4月14日(月)
主催 
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「唐通事(とうつうじ)」とは、中国との貿易業務の通訳や風説書をはじめとする外交文書の翻訳を本業とした、長崎独自の役職です。
唐通事は、1604年(慶長9年)住宅唐人(長崎に住宅を構えた中国人)である馮六(ひょうろく)からはじまり、1867年(慶應3)に解散するまで続きました。
オランダとの貿易・外交で活躍した阿蘭陀通詞(おらんだつうじ)と同様、大通事、小通事、稽古通事の三職が設けられ、次第に整備されていき、日本に帰化した住宅唐人の子孫らで世襲せしゅうされました。とりわけ、頴川(えがわ)家、鉅鹿(おうが)家、神代(くましろ)家、彭城(さかき)家、東海(とうかい)家、林(はやし)家などは重要な役職を担いました。彼らの中には、数々の雅会へ出席し、長崎の文化人や黄檗僧(おうばくそう)、来舶清人(らいはくしんじん)らと交友するなど、高い教養や知識をもち、学芸面でも活躍した者が少なくありません。
唐通事は、中国との外交・貿易に大いに活躍し、さらに最新の中国文化を伝える架け橋として不可欠な存在でした。特集展示では、このような彼らの活躍ぶりについて収蔵品を通してご紹介します。

時 間 8:30~19:00(最終入館18:30)
会 場 2階美術展示室(歴史文化展示ゾーン内)
観覧料 大人600円(480円)、小中校生300円(240円)
    ※( )内は15名以上の団体料金
    ※県内小中学生は無料
 
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