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特別企画展 シーボルトの水族館
展示区分企画展
会期2007年7月7日(土)~2007年9月2日(日)
会場3階企画展示室
主催長崎歴史文化博物館・NBC長崎放送・西鉄エージェンシー
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シーボルトが江戸時代の日本で収集し、ヨーロッパに持ち帰った魚のはく製たちと、長崎の絵師・川原慶賀による魚図を一挙公開!
  1823年にオランダ商館付医官として来日したシーボルトは、日本の文化や自然についての研究調査の命を受けていました。彼と助手のビュルゲルは、日本の動植物の収集に励み、とくに魚については長崎近郊で入手したものの標本を多数作成し、オランダに向けて発送しました。 さらに、生きている時の色や形が分かるような精密な魚図の作成を出島出入り絵師・川原慶賀に依頼し、今日でも図鑑に使用できるような水準の高い写生画を描かせたのでした。
  それらは、現在オランダのライデン国立自然史博物館に保管されており、そのほとんどすべてが今回、世界で初めて公開されます。当時ヨーロッパで「新種」と認定された「マダイ」「トビウオ」「カタクチイワシ」や、日本ではすでに絶滅してしまった「大阪らんちゅう」「日本アシカ」、その他様々な水域に生息する魚類・甲殻類・ほ乳類など100種あまりを紹介します。
  さらに現代の長崎に生きる同種の魚たちの生態展示を設けると同時に、“門外不出”と呼ばれる「グラバー図譜」から40種あまりの魚たちも展示します(前期・後期で展示入れ替えあり)。この夏、約180年の時空を超えて、江戸時代の長崎の魚と自然が博物館に甦ります。
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