東洋文庫は、日本最古かつ最大の東洋学の専門図書館兼研究所で、マルコ・ポーロの『東方見聞録』、シーボルトの『日本植物誌』ほか教科書でその名を目にしたことのある書籍など約100万冊（うち国宝5点、重要文化財7点）の蔵書を誇ります。また、16世紀以降にヨーロッパ人が描いたアジアの地図など、そのコレクションは多方面に及びます。
本展は東洋文庫が所蔵する約100万点の書物や地図、絵画といった多様なコレクションから厳選した名品約100点を紹介します。貴重な資料等を通して新たな「知」との出会いがあなたを待っています。

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東京都文京区に位置する東洋文庫は、東洋学分野でのアジア最大級の研究図書館であり、世界五大東洋学研究図書館の一つに数えられています。三菱第三代社長であり、長崎造船所の近代化を推進したことでも知られる岩崎久彌が1924（大正13）年に設立しました。愛書家であった久彌が収集した「岩崎文庫」、そして北京駐在のオーストラリア人ジャーナリスト、G.E.モリソンの蔵書を久彌が一括購入した「モリソン文庫」を柱とするコレクションは、国宝５点、重要文化財７点を筆頭として蔵書は100万冊を超えます。

東洋世界への旅のはじまりとして、西洋人がつくったアジア地図や、アジア各地の文字を取り上げます。
ハンムラビ法典のくさび型文字や古代エジプトのヒエログリフ、中国雲南省のトンパ文字など、東洋の多彩な文字の数々を紹介します。

日本を出航して西へ。中国、朝鮮、東南アジア、インド、イスラーム各地域の風土や文化の特徴的な一面を歴史書、百科事典、地理書、探検記などからひもといていきます。

大航海時代の幕開けにより、東西の交流が増していきました。
本章では、東方を訪れた西洋人が記した書物をもとに東西世界の交流を探ります。

東洋、そして世界をめぐる冒険は日本へ。日本を取り巻く世界の記録をひもとき、日本がいかに歴史をきざんでいったのか、その道のりをたどります。

度重なる危機を乗り越えてきた貴重な資料の数々。それらを守るために奮闘した人々の記録を紹介します。

【ワークショップ】◎和紙のMYしおり

和紙を貼り合わせてオリジナルのしおりをつくります。

講　師：　2023年12月17日（日）13:30～16:30

会　場：　1階エントランス

参加費：　50円

※随時受付・事前申込不要

【ワークショップ】◎知らない文字をかいてみよう！

日　時：　2024年1月14日（日）【1】10:30～12:00【2】14:00～15:30

会　場：　１階エントランス

参加費：　無料（缶バッジは50円～）

※事前申込不要・どなたでもご参加いただけます。

【ワークショップ】◎和綴じのメモ帳作り

日本に昔からある方法で、メモ帳を手作りしてみませんか。

※要事前申込み

会　場／１階会議室

定　員／12名

対　象／小学生～大人

材料費／300円

お申込みはこちらから

※Googleフォームに移動します

【教員向け見学会】◎ティーチャーズデー 【終了しました】

長崎県内の小中高・特別支援学校等の教員の方向けに、企画展「知の大冒険」の解説と見学会を行います。

開催日：　2023年12月17日（日）11:00～

会　場：　１階講座室

定　員：　30名　※要事前申込み

対　象：　長崎県内の小中高・特別支援学校等の教員

参加費：　無料

その他のイベント情報は［季節のイベント情報］から