2009年、ミラノのトリヴルツィオ財団が、コレクション中の東洋風の青年が描かれた肖像画を調べたところ、カンヴァス裏面に「Mansio」、そして「1585年」と記されていることが確認されました。以降、このことを手がかりとして約5年の歳月をかけて調査研究が進められ、この肖像画が天正遣欧少年使節の正使伊東マンショを描いたものであることが発表され、日本にも2014年に「伊東マンショ肖像画発見」のニュースが報道されました。 |
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◎天正遣欧少年使節と伊東マンショ |
新たに発見され、初めて公開される油彩画の《伊東マンショ肖像画》と、2005年にローマで発見された当館所蔵の《伊東マンショ肖像画》。イタリアで描かれた2つの肖像画が、時を超えて一堂に会します。 |
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◎キリスト教伝来とヨーロッパとの交流 |
大航海時代、東西の文化の架け橋となったキリスト教の布教、そして少年たちが学んだイエズス会のセミナリオなど「天正遣欧少年使節」を生み出した背景を紹介。 |
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長崎学特別講演会「江戸時代の世俗秩序と潜伏キリシタン」 日時: 2016年7月23日(土)14:00〜15:30 講師: 大橋幸泰(早稲田大学教授) 会場: 1階ホール 定員: 140名 ※聴講無料、事前申込み不要 長崎学講座スタンダード「天正遣欧少年使節をめぐる諸相」 日時: 2016年8月27日(土)14:00〜15:30 講師: 滝澤修身(長崎純心大学教授) 会場: 1階ホール 定員: 140名 ※聴講無料、事前申込み不要 |
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本展の見どころを当館研究員がわかりやすく説明します。 日時: 会期中の土日祝日 14:00〜 ※講演会開催時を除く 場所: 2階美術展示室 料金: 常設展観覧料が必要です 解説: 当館研究員 |
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会 場 | 長崎歴史文化博物館 (〒850-0007 長崎市立山1−1−1) 2階美術展示室 |
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会 期 | 2016年7月22日(金)〜8月31日(水) |
料 金 | 常設展観覧料でご覧いただけます 大人600円 小中高生300円 ※長崎県内の小中学生は無料 |
主 催 | 文化庁、「新発見!天正遣欧少年使節 伊東マンショの肖像」展長崎会場実行委員会(長崎県、長崎市、長崎歴史文化博物館)、読売新聞社 |
特別協力 | イタリア大使館 |
協 力 | アリタリア‐イタリア航空、カトリック長崎大司教区 |
特別協賛 | 長崎バス |
協 賛 | 十八銀行、親和銀行、エフエム長崎 |
後 援 | 長崎県教育委員会、長崎市教育委員会、佐世保市、佐世保市教育委員会、諫早市、諫早市教育委員会、大村市、大村市教育委員会、平戸市、平戸市教育委員会、五島市、五島市教育委員会、西海市、西海市教育委員会、雲仙市、雲仙市教育委員会、南島原市、南島原市教育委員会、波佐見町、波佐見町教育委員会、小値賀町、小値賀町教育委員会、新上五島町、新上五島町教育委員会、長崎日伊協会、長崎県宗教者懇話会、長ア純心大学、KTNテレビ長崎、NIB長崎国際テレビ、NCC長崎文化放送、NBC長崎放送、NHK長崎放送局、長崎ケーブルメディア |